旅行好きなら必ず取得しておきたいスーパーフライヤーズ(SFC)!
(特に沖縄好きな人には持ってこいの情報です。)
そもそもスーパーフライヤーズが何か知らない人もいると思うので軽く説明しておきます。スーパーフライヤーズ(SFC)とは全日空(ANA)のステータスを一生涯維持する事ができるクレジットカードの事です。
このスーパーフライヤーズカードは入会申し込みをしたからと言って加入できるカードではありません。ANAもしくはスターアライアンス系の飛行機に乗りANA会員ランクをプラチナステイタスまで上げないことには加入できないカードなのです。
ただし、1年間でANA会員ランクを一気にあげてSFCを取得してしまえばそのカードを持ち続ける限り、スーパーフライヤーズの資格は永遠に持続できるのです。
スーパーフライヤーズを取得すればANAのみならずスターアライアンス加盟の航空会社を利用すれば様々なサービス特典が受けられるのです。詳しい特典内容については”賢く使うANAスーパーフライヤーズ(SFC)特典のまとめ。”の記事を参考にしてください。
旅行好きの人は絶対に欲しい、持っていたいカードです。
旅行好きの人ならこれから一生分の旅行を快適にするために、早めに取得することを強くお勧めします。
それでは詳しいことは順を追って後述していきます。
目次
賢いANA SFC修行について
いかに少ない費用で効率よくスーパーフライヤーズを取得するかが当ブログの目的なので、お金にゆとりがあって旅行はいつもビジネスクラスやファーストクラスで年に数十回も海外旅行に行く人はこの記事は役に立たないでしょう。
そういった方々は既にANAプレミアムメンバーのプラチナステイタスやダイアモンドメンバーに自動的になっているからです。
この記事はスーパーフライヤーズに興味があり、効率的に取得したいと思っている以下のような人に向けて書かれた記事になっています。
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買い物も旅行も好き!
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富裕層ではないけど旅行が大好き!
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節約家だけど旅行が好き!
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旅行に行く時は比較サイトでチェックする!
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旅行好きな水商売の方!
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贅沢な旅行に憧れる!
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マイルを使って旅行する!
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国内旅行、海外旅行を合わせて年に5回以上行く!
そんな方々に是非読んでいただきたい内容です。
ANAマイレージクラブとは
ANAマイレージクラブとは入会金も年会費も無料な全日空が提供しているサービスです。簡単に説明すると飛行機に乗った距離分のマイルがポイントとして溜まり、溜めたマイルは航空券と交換したり、ANAのツアー代金の支払いに使えるスカイコインに交換できる仕組みです。
クレジットカードを作りたくない方はANAマイレージクラブに加入すれば良いと思いますが、普通に飛行機に乗るだけでは劇的にマイルが溜まることはありません。海外出張が多い方は別ですがそういった方の殆どは既に加入されていると思います。
マイルを貯める方法は飛行機に乗る以外にも、買い物するだけでマイルが溜まります。それにはANAカードと言われるクレジット機能がついたカードに加入が必要となりカードの種類によって年会費は異なります。
特に買い物が好きで支払は現金でしている人は、今すぐにでもANAカードを作って支払に使用してください。今の時代にニコニコ現金払いはとてつもなく損をしています!そんなに買い物をしない人でも、変えられる支払をカードに切り替えるだけでも毎年、韓国の往復航空券ぐらいは無料になります。
頑固に現金払い派の人は毎年韓国にタダで行くチャンスを逃しています・・・韓国はおろか、ある程度をカード支払すればグアムの往復航空券あたりも無料でゲットできます。
もう一度言いますが、現金払い派の人は今すぐにでもANAカードを作ってください!
逆に既にクレジットカードを持っている方でも、ANAカードに切り替える事をお勧めします。管理人も過去にアメックスを持っていましたがマイルが溜まるスピードと言いますか、カードの還元率と言いますかANAカードは全く違います。アメックスは昔はANAマイルにもJALマイルにも移行できましたが、今ではANAにしか移せません・・・そして、移せるポイント数の年間上限も年々少なくなっています。
とにかく旅行好き、買い物好きの人は騙されたと思って今すぐANAカードを作ってください。
SFC修行に最適なカードとは?あなたに最適なANAカードの選び方。
意外にクレジットカードを持っていないのは水商売の子に多いようです。
マイレージクラブにも加入してないし、現金で旅費を払い、現地で両替をし、現地通貨で買い物は現金払い。さらには旅行保険にも現金を支払って加入しているケースが・・・。ANAカードをはじめクレジットカードの多くは旅行保険が付帯サービスとして無料で付いているので、わざわざお金を払って海外旅行保険に加入する必要はありません。
旅費をカードで払った分のマイル、現地での買い物をカードで払った分のマイル、さらに搭乗分のマイルがもらえるので、それでけでもかなりのマイルが溜まります。ANAカードを作らない理由が見つかりません。
水商売だからカードが作れないと思っている方も多いようですが、公共料金の支払いなどを延滞して差し押さえされ、ブラックリストに載っていない限りは意外に簡単にカードの審査は通ります。
過去にカードの審査で落ちた人は難しいかもしれませんが、マンションを借りるための審査は年々厳しくなっていますが、カードの審査は家と違って案外審査は緩いと思います。
ANAマイレージクラブに関してはざっくりですが理解していただけたかと思います。飛行機を利用した距離に応じてもらえるfフライトマイル、ショッピングなどで支払いしたクレジットカード利用額に応じてもらえるショッピングマイル。その溜まったマイルを特典航空券やスカイコインに交換すれば実質的には無料で旅行に行けるという仕組みです。
そして持っているクレジットカードによってフライトマイルやショッピングマイルの還元率が全く違うので、経済事情に合わせて少し無理すぐらいのANAカードを選んだ方が確実にお得にマイルが溜まります。
当然ですがカードのグレードが上がれば上がるほどカード年会費は高くなりますが、ただしくカードを選べばその分確実に年会費分以上を得することができます。どのカードを選べば良いかはここでは省略しますので、こちらの記事を参考にしてください。
SFC修行に最適なカードとは?あなたに最適なANAカードの選び方。
プレミアムメンバーサービスとは
ANAマイレージクラブには会員ランクが存在し、3つのステイタスに分かれています。通常会員は意識することはありませんが、1年間の飛行距離、搭乗クラス、搭乗区間に応じて翌年の会員ランクが決定し、より飛行機を利用する人には上級会員であるプレミアムメンバーの資格が与えられ特別なサービスが受けられるのです。もちろん受けられるサービスはステイタスによって異なります。プレミアムメンバーサービスで受けられる特典はこちらの記事でまとめてあります。
旅好き必見!ANAプレミアムメンバーサービスで受けれる36特典で快適な旅行を。
プレミアムメンバーのステイタス
プレミアムメンバーは3つのステイタスに分けられています。ステイタスは1月1日から12月31日までのプレミアムポイントの獲得数によって、翌年4月1日から1年間のステイタスが決定されます。ただし、各ステイタスの獲得ポイントに到達した段階で4月を待たずしてプレミアムメンバー事前サービスが3月31日まで受けられるので、早い段階でプレミアムポイントを貯めた方がお得に長期間のサービスが受けられます。
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ブロンズステイタス:30,000 PPT(15,000)
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プラチナステイタス:50,000 PPT(25,000)
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ダイヤモンドステイタス:100,000 PPT(50,000)
各ステイタスに必要となるポイントは上記しましたが、必要となるポイントの50%はANA運航分で稼がなければなりませんが、50%はスターアライアンス加盟航空会社の搭乗分でも大丈夫ということです。()内の数字が必要なANA運航分という事です。
プレミアムポイントとは
各ステイタスを取得するには1月1日から12月31日に、マイルとは別のプレミアムポイント(PPT)を稼がなければなりません。そのプレミアムポイントの計算方法は下図のようになっています。
より長い距離をよりよいクラスで搭乗するともらえるポイントがより多くなる仕組みです。
区間基本マイレージとは搭乗区間毎に決められているマイル数です。この区間基本マイレージはスターアライアンス加盟航空会社で定められています。
予約クラス・運賃種別ごとの積算率とは予約クラスや運賃種別によって変動します。分かりやすく説明しますと積算率は以下のようになります。
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プレミアムエコノミー正規運賃は150%
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プレミアムエコノミー旅割は125%
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エコノミー正規運賃は100%
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エコノミー旅割は75%
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旅行会社、ツアー、格安航空券などは50%
と言った感じです。やはりこのプレミアムポイントは支払うチケット代が高いほど、高ポイントになる仕組みです。その中でもポイント単価が最も安いクラスを知っておくことが、後に説明しますが今後重要になってきます。
路線倍率は以下のように定められております。
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国内線は2倍
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ANAグループ運航便の日本発着アジア・オセアニア路線は1.5倍
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ANAグループ運航便のその他路線、スター アライアンス加盟航空会社は1倍
搭乗ポイントとは搭乗クラスや運賃によってもらえるポイントです。購入した航空券毎に細かく分かれていますが、利用するで種類でざっくり説明すると以下のようになります。
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国内線のプレミアムエコノミーは400ポイント
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国内線のエコノミーは0ポイント
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国際線のファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミーは400ポイント
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国際線のエコノミー(予約クラス:Y/B/M)は400ポイント
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国際線のエコノミー(予約クラス:U/H/Q/V/W/S/T/L/K)は0ポイント
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国際線のスターアライアンス加盟で積算率100%以上の予約クラスは400ポイント
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国際線のスターアライアンス加盟で積算率100%未満の予約クラスは0ポイント
プラチナステイタスでスーパーフライヤーズカード
ANAプレミアムメンバーや、プレミアムメンバーになるために必要となるプレミアムポイントについても、ざっくり理解していただけたかと思います。そして、プレミアムメンバーのステイタスは1年間のANAおよびスターアライアンスの利用内容によって、翌年4月移行のステイタスが決定することも理解いただけたと思います。
ただこのプレミアムメンバーは毎年毎年、飛行機に乗り続けないと折角取得したステイタスは維持できません。仕事で頻繁に乗る人であれば簡単にステイタスは維持できますが、旅行好きの人でも毎年毎年、何十回も飛行機に乗る旅行に行ける人は少ないと思います。
しかし、プレミアムメンバーのプラチナステイタスを取得するとANAスーパーフライヤーズカードというクレジットカードを持つことができます。このスーパーフライヤーズカードを申し込むには、プラチナステイタス以上であることが条件なのでスーパーフライヤーズを取得するために1度だけ、1年だけでいいので飛行機に乗りまくる年を作ります。これをSFC修行と世間では言われています。
スーパーフライヤーズカードは1度加入するとそのクレジットを持ち続ける限りは一生スーパーフライヤーズの資格が継続されます。そしてこのスーパーフライヤーズの特典は語弊がありますが、ざっくりですがプレミアムメンバーのプラチナステイタスに近いサービス特典が受けられます。スーパーフライヤーズの詳しい特典に関しては賢く使うANAスーパーフライヤーズ(SFC)特典のまとめ。の記事を参考にしてください。
特に管理人が重要視している特典は以下になります。
上記の特典の中でも重要なのは特典航空券が取りやすくなることです。人気路線の特典航空券はなかなか予約できませんが、こいった上級会員が優先的に予約できているので、一般会員の予約が困難な理由も理解できました・・・。そしてエコノミーで国内線に搭乗する時もプレミアムエコノミーに空席があればアップグレードしてもらえるし、チェックインにも並ばなくてすむし、搭乗時も優先的に機内に入れるので機内が混みあう前に、上の棚に荷物をいれてのんびりと本読みながら離陸待ちができますし、空港についたら優先的に荷物が出てくるのでグルグル回るところでダラダラと自分の荷物が出てくるのを待つ必要もなくなります。
そしてこれらの特典がANAだけではなくスターアライアンス加盟航空会社のフライトでも受けられるのです。このスーパーフライヤーズを取得することによって、スターアライアンスゴールド会員の資格が同時に取得できるのです。スターアライアンスゴールドになれば様々な航空会社で特典が受けられ、世界中のプレミアムラウンジも利用できるようになります。
SFC修行の準備
今後の人生における旅を快適にしたい!
スーパーフライヤーズを取得して優雅な空の旅をしたい!
と思った方はSFC修行には準備が必要となります。逆にスーパーフライヤーズは必要ない!という方はこの先を読み進めてもあまり有益な情報はないかと思います。私はSFC修行はいかに効率的かつお得に勧めるかが重要だと思っています。管理人は良く言えば節約家だし悪く言えばケチな性格なので、出来るだけ出費を抑えて多くのポイントやマイルを勝ち取るかという事ばかり考えていました。その結果、SFC修行を賢く行いたい方には役立つ情報だと思います。
それではSFC修行の準備に必要な手順を説明していきます。
①.お得にマイルを稼ぐには最低でもANAゴールドカード
まず、準備するものはとしてはANAカードに入会することが必要です。
クレジットカードは作りたくない!
今、持っているクレジットカードで十分だ!
という方はそれでも構いません。それでもマイルもプレミアムポイントも溜まります。がしかし非常に損をしてしまいます。そして、目標としているスーパーフライヤーズカード自体がクレジットカードですので、仮にプレミアムメンバーのプラチナステイタスになり、SFC申込資格が得られたとしても審査に落ちてカードが作れないというケースも多々あるようです。一方、事前にANAカードに加入していれば既にクレジットカードは持っているので、スーパーフライヤーズカードに切り替えるだけなので審査も必要ありません。
では、どのカードを作ったらよいのか?
先に結論から言いますが、SFC修行にはVISA ANAカードプレミアムが最強です!年会費は高めですが、その年会費分は十分にカバーできるANAカードだからです。
どうせ加入するなら最低でもゴールドカードにした方が良いと思います。と言うよりも通常のANAカードだとマイル獲得で損してしまうので、非常にもったいないです。そして最も還元率がよいのはVISAで、同じプラチナカードでもアメックスやダイナースのANAプラチナカードは年会費が高すぎてお勧めできません。VISAのカード種類ごとに、分かりやすく表にしましたのでご覧ください。
入会・継続マイル | 1,000マイル | 2,000マイル | 10,000マイル |
---|---|---|---|
搭乗ボーナスマイル | 10% | 25% | 50% |
ショッピングマイル (1,000円) |
5マイル | 10マイル | 15マイル |
ANA航空券購入 (100円) |
1.5マイル | 2マイル | 3.5マイル |
年会費 | 2,000円 | 14,000円 | 80,000円 |
家族会員 | 1,000円 | 4,000円 | 4,000円 |
プレミアムポイントに関して言えば、基本的にはどのカードを持っても同じです。唯一カードによる影響があるのは、ブロンズステイタスになる際に必要となる30,000ポイントの内、50%にあたる15,000ポイント分をANAに登場しなければならない。という制限がなくなるぐらいで、スーパーフライヤーズを目指す人はブロンズステイタスではなくプラチナステイタスを獲得することが目標なので、プレミアムポイントに関してだけ言えばカードによる影響はさほどありません。
しかし、マイルの溜り方はカード種類によって全く異なるのです!どうせプレミアムポイントを稼ぐのであれば、同じ支出でもお得に賢くたくさんのマイルを稼いで無料の航空券や無料の旅をゲットしたほうが良いと思いませんか?
先ほどの表ではパーセントで表示されているので、実際にどれくらいの差が出るかはわかりづらいと思います。そこで実例をあげてどれくらいの獲得マイルに差が出るか見ていきましょう。
②.ANAカードの種類によって生じる獲得マイルの差
設定は名古屋在住の3人家族でカードの支払いが毎月20万円、毎年家族で2月に沖縄、10月にハワイに行く家庭でシュミレーションしてみましょう。セントレア空港利用で沖縄の航空券は1人4万円、ハワイは成田経由の航空券で1人7万円とします。
※ハワイ便は割引チケットの積算率50%で計算しています。
入会・継続マイル | 1,000 マイル | 2,000 マイル | 10,000 マイル |
---|---|---|---|
ショッピングマイル (240万) |
12,000 マイル | 24,000 マイル | 36,000 マイル |
ANA航空券購入 (33万円) |
4,950 マイル | 6,600 マイル | 11,550 マイル |
搭乗マイル (沖縄 3人分) |
4,854 マイル | ||
搭乗ボーナスマイル (沖縄 2人分) |
485 マイル | 809 マイル | 1,616 マイル |
搭乗マイル (名古屋-成田 3人分) |
386 マイル | ||
搭乗ボーナスマイル (名古屋-成田 2人分) |
76 マイル | 192 マイル | 384 マイル |
搭乗マイル (成田-ハワイ 3人分) |
15,320 マイル | ||
搭乗ボーナスマイル (成田-ハワイ 2人分) |
764 マイル | 1,912 マイル | 3,828 マイル |
合計 | 39,835 マイル | 56,073 マイル | 83,938 マイル |
搭乗ボーナスマイルはカード本人と家族カードの計2人で計算しています。
ANAカードとANAカードプレミアムを比較すると同一の金額を使用した場合で44,103マイルも差が出ます。44,000マイルもあれば沖縄往復便の特典航空券3人分が無料で手に入ります。3人分です!。もしくは3人で韓国往復もできます。
そして注目してもらいたいのが、ANAカードプレミアムの合計の83,938マイルです。ANAカードプレミアムすなわちプラチナカードに入会しているとマイルをスカイコインに1.7倍で交換できるのです。83,938マイルを1.7倍でスカイコインに交換すると 142,694コインにもなります。このスカイコインは航空券やツアーの支払いに使えるので、2人分のハワイ往復航空券が買えてしまうほどの価値なのです。特典航空券で搭乗した場合はマイルは溜まりませんが、スカイコインで購入したチケットで搭乗した場合にはマイルが付与されるのです。しかもボーナスマイルもきっちりもらえるのです。
③.日々の支払いをカードにする
管理人はカードで支払えるものは全てカード払いにしているので、毎月のカード利用額はこのシュミレーション以上になっております。日々の支払いをANAカードプレミアムにすることによって、マイルは急激に溜まります。実際に管理人は以下の支払いは全てANAカードプレミアムで行っています。
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電気代
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ガス代
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携帯代
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ウォーターサーバー代
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プロバイダ料金
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自動車保険
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自動車税
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車検代
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ガソリン代
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新幹線代
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ゴルフ代
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飲食代
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ショッピング
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コンビニ
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薬局
中でも特筆したいのは最後の2つの、コンビニと薬局です。VISA ANAカードプレミアムにはEDYが付いています。このEDYにはパソリという機械でパソコンに繋いでカードからチャージしています。
これをやることによってショッピングマイルとは別でEDYチャージのマイルがもらえるのです。そして、コンビニの支払いにEDYを使用するとさらにマイルがもらえるのです。
さらに月額300円のANAマイレージクラブモバイルプラスというアプリに加入すればEDY利用でマイルが3倍溜まります。
詳しくはANAマイレージクラブモバイルプラスのサイトで確認してください。
実際にマイル明細の画像がこちらになります。
管理人は病院でもらう処方箋は、病院の隣の調剤薬局ではなくマツモトキヨシに持ち込んでカード支払いします。マツキヨはANAカードマイルプラス加盟店なので、ショッピングマイルとは別でボーナスマイルがもらえちゃいます。その他のANAカードマイルプラスの加盟店はANAカードマイルプラスで貯める で確認できるので、カード加入した人、加入したい人はしっかり確認した方がお得にマイルを獲得できます。
④.1年間の旅のスケジュールを早めに計画する
飛行機の出張が多い方は直ぐにSFC取得は出来てしまうと思います。
しかし、狙ってSFCを取りに行く場合は普段の1年より多く飛行機に乗らなければなりません。そして、先述しましたが格安航空券ではプレミアムポイントの付与率が下がってしまうので、格安航空券ではなくANAのサイトで直接航空券を購入することになります。
そして、この航空券は早めに予約した方が安いのです。ANAの割引航空券は、以前は旅割と呼ばれていましたが、スーパーバリューという名称に変更になり、FSC修行僧が狙って行く航空券はこの中でも「ANA SUPER VALUE PREMIUM 28」というプレミアムエコノミーの28日前までに予約する航空券です。このスーパーバリュープレミアム28という航空券は、週末を絡めた人気路線は早めに売り切れてしまうので早めの予約が必須です。
自分が行きたい日程でスーパーバリュープレミアム28が売り切れだった場合は、多少チケット代が高くなってしまうプレミアム株主優待にするのか、かなり高くなるバリュープレミアム3にするのか。それともプレミアムポイントの獲得数はかなり減るが安めのエコノミーにするかと頭を抱えることになってしまいます。
補足ですが株主優待とはANAが株主に対して発行している優待券のことです。かと言ってANAの株を購入する必要はなく、金券ショップやヤフオクなどで5,000円前後で売られています。
上の画像だとプレミアム株主優待が31,710円なので実際には株主優待の購入費用もあるので、36,000円ぐらいになります。それでも、バリュープレミアム3よりは安くなるので、搭乗日までに28日を切っていてプレミアムエコノミーに乗りたい時には活躍してくれます。
このANA株主優待券を購入する際には注意が必要です。株主優待券毎に搭乗可能期間(利用できる期間)が決まっているので、フライトスケジュールに合わせた株主優待券を購入してください。ヤフオクで売られている株主優待券は搭乗可能期間が近づいている株主優待券ほど安く売られている傾向にあります。
管理人の勝手な感覚ですが、ANA株主優待の相場は約5,000円だと思っています。実際に金券ショップでもそれぐらいの価格で売られているので、ヤフオクで購入する場合は5,000円までとし、5,000円以下で落札できなかった場合は近くの金券ショップで購入するようにしていました。
SFC修行僧にお勧めの航空券とは
SFC修行に必要な準備は理解していただけたと思います。それでは実際にどの路線を活用したら、効率的にプレミアムポイントを稼げるのでしょうか?プレミアムポイントとはでも説明しましたがプレミアムポイントは購入するチケットの種類によって積算率が異なるので、得られるプレミアムポイントも変動します。運賃種別はたくさんありますが、一般的に使われそうな航空券の種類にだけ絞り込んで記載します。
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積算率150%:プレミアムビジネスきっぷ ※1
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積算率125%:ANA SUPER VALUE PREMIUM、プレミアム株主優待 ※1
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積算率100%:パックツアー(プレミアムエコノミー)
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積算率75%:ANA VALUE、ANA SUPER VALUE、株主優待
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積算率50%:パックツアー
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積算率125% UG:直前にプレミアムエコノミーにアップグレード ※2
※1 搭乗ポイント400ポイントが加算される航空券です。
※2 搭乗ポイント400ポイントは付与されません。
セントレア発着のプレミアムポイント一覧
区間 | マイル | 150% | 125% | 100% | 75% | 50% | UG |
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石垣 | 1,044 | 3,532 | 3,010 | 2,088 | 1,566 | 1,044 | 3,132 |
宮古 | 979 | 3,337 | 2,847 | 1,958 | 1,468 | 979 | 2,937 |
沖縄 | 809 | 2,827 | 2,422 | 1,618 | 1,213 | 809 | 2,427 |
女満別 | 738 | 2,614 | 2,245 | 1,476 | 1,107 | 738 | 2,214 |
旭川 | 686 | 2,458 | 2,115 | 1,372 | 1,029 | 686 | 2,058 |
札幌 | 614 | 2,242 | 1,935 | 1,228 | 921 | 614 | 1,842 |
函館 | 525 | 1,975 | 1,712 | 1,050 | 787 | 525 | 1,575 |
長崎 | 417 | 1,651 | 1,442 | 834 | 625 | 417 | 1,251 |
鹿児島 | 411 | 1,633 | 1,427 | 822 | 616 | 411 | 1,233 |
秋田 | 380 | 1,540 | 1,350 | 760 | 570 | 380 | 1,140 |
熊本 | 375 | 1,525 | 1,337 | 750 | 562 | 375 | 1,125 |
福岡 | 374 | 1,522 | 1,335 | 748 | 561 | 374 | 1,122 |
宮崎 | 372 | 1,516 | 1,330 | 744 | 558 | 372 | 1,116 |
仙台 | 322 | 1,366 | 1,205 | 644 | 483 | 322 | 966 |
大分 | 306 | 1,318 | 1,165 | 612 | 459 | 306 | 918 |
新潟 | 249 | 1,147 | 1,022 | 498 | 373 | 249 | 747 |
松山 | 246 | 1,138 | 1,015 | 492 | 369 | 246 | 738 |
セントレア発着便のプレミアムポイントを一覧にすると上記の表になります。その他の空港発着のプレミアムポイントに関してはANA国内線プレミアムポイント一覧を参考にしてください。
尚、プレミアムポイントの計算方法は以下のとおりです。こちらのANA SKY WEB:フライトマイル・プレミアムポイントシュミレーションで国内線、国際線のプレミアムポイントのシュミレーションができます。
区間基本マイル × 積算率 × 路線倍率 + 搭乗ポイント
国内線の場合は路線倍率は2倍、プレミアムエコノミーの場合は搭乗ポイントが400になります。(当日アップグレードには搭乗ポイントは付きません)
セントレア発着便の場合は、石垣が最もプレミアムポイントが溜まりそうですね。
積算率150%のプレミアムビジネスきっぷだと3,532ポイント溜まりますが、2019年03月26日で調べてみるとこの航空券は66,810円もします。片道でこの値段だと、管理人的には現実的な値段ではないですね。
積算率125%のスパーバリュープレミアム28だと同日の航空券は32,910円なので、こちらの方がプレミアムポイントの獲得数は減りますが現実的なチケット代だと思います。
そして積算率75%のスーパーバリュー75だと19,510円まで価格が下がります。
では、プレミアムポイントを稼ぐのに最もお得な航空券はどれなのでしょうか?
SFC修行ではプレミアムポイント単価(PP単価)を計算して、各路線のお得感を算出します。
計算方法はいたって簡単!
PP単価 = 航空券代 ÷ 獲得プレミアムポイント
先ほどのプレミアムビジネスきっぷだと、66,810円 ÷ 3,532PT なので PP単価は 18.91 となり、1PTを獲得するのに18.91円必要となります。
スーパーバリュープレミアム28だとPP単価は10.93となり、スーパーバリュー75だとPP単価は12.45となります。
石垣行きの便では、1番お得なのはスーパーバリュープレミアム28だという事がわかりますが、とにかく早くプレミアムポイントを稼ぎたいという方は、プレミアムビジネスきっぷを。安い航空券で何度も行きたいという方はスーパーバリュー75が良いでしょう。
この表は片道あたりのポイントなので、スーパーバリュープレミアム28で往復した場合は6,020ポイントになります。石垣~名古屋だけでプラチナステイタスを獲得しようとすると8往復しても1,840ポイント足りません。これをエコノミーシートで考えると、片道で1,566ポイントなので目標の50,000ポイントには16往復必要になってきます。
1年間に石垣島とセントレアを16往復は現実的ではなく、8往復であれば何とか無理すれば出来そうな気もします。がしかし、その他の路線や地域を絡めて楽しく旅した方がよさそうですね。
ちなみにですが、宮古島に関して言えば石垣よりも航空券は高めなのに、プレミアムポイントの獲得数は宮古島の方が少ないのです。管理人は月に1度の旅行が限度なので、やはりSFC修行はプレミアムエコノミーを選択しました。そして、人気の沖縄路線は週末を絡めるとスーパーバリュープレミアム28は満席になるケースが多いので、平日を狙うか早めに旅の予定をたてて航空券を購入することをお勧めします。
セントレア発着のPP単価
セントレア空港利用者のために国内線のPP単価一覧を作っておきました。どちらか言うと自分用に作ったものですが、案外旅行を計画するのにこの表が役立ちます。航空券は2019年03月26日の中で最安値の便を選択して出していますが、ANAの割引航空券は席の残り数に応じて価格が変動するので、必ずしもこの数字は正しいものではありません。参考程度に活用していただけたら幸いです。
実際のFSC修行にはスーパーバリュープレミアム28かスーパバリュー75しか利用しなかったので、他の種類の航空券は記載してありません。スーパーバリュー75を当日アップグレードでエコノミーからプレミアムエコノミーに変更して、積算率75%から125%にして搭乗もしました。
区間 | マイル | プレミアムエコノミー | エコノミー | ||
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SVP28 | PP単価 | SV75 | PP単価 | ||
石垣 | 1,044 | 32,910 | 10.93 | 19,510 | 12.45 |
宮古 | 979 | 33,810 | 11.87 | 19,510 | 13.29 |
沖縄 | 809 | 29,610 | 12.22 | 10,410 | 8.58 |
女満別 | 738 | 27,410 | 12.2 | 13,610 | 12.29 |
旭川 | 686 | 26,410 | 12.48 | 17,410 | 16.91 |
札幌 | 614 | 27,680 | 14.3 | 6,980 | 7.57 |
函館 | 525 | – | – | 16,810 | 21.35 |
長崎 | 417 | 20,210 | 14.01 | 10,710 | 17.13 |
鹿児島 | 411 | – | – | 10,510 | 17.06 |
秋田 | 380 | – | – | 11,010 | 19.31 |
熊本 | 375 | 20,310 | 15.19 | 11,310 | 20.12 |
福岡 | 374 | 18,310 | 13.71 | 10,310 | 18.37 |
宮崎 | 372 | 17,910 | 13.46 | 10,710 | 19.19 |
仙台 | 322 | 16,940 | 14.05 | 10,540 | 21.82 |
大分 | 306 | – | – | 13,510 | 29.43 |
新潟 | 249 | – | – | 9,310 | 24.95 |
松山 | 246 | – | – | 12,210 | 33.08 |
エコノミーでは沖縄と札幌のPP単価はかなり魅力的ですね。人気の路線なので、1日の就航本数も多いので早めの時間帯もしくは遅めの時間帯の便だとこれぐらいのPP単価まで下げれます。SFC修行に費用や時間をかけたくない時には、このような低価格でPP単価のよい便に乗って弾丸旅行に行くのもアリですね。
まとめ。約45万円でSFCは取れる?
先ほどのPP単価表とにらめっこしながら電卓を叩いていくと、何回の旅行でSFCに必要な50,000プレミアムポイントが獲得できるか見えてきます。
そして、50,000ポイント獲得に必要な航空券代も想定できるでしょう。最も安い航空券を早めに抑えていけば実質45万円程度でスーパーフライヤーズの資格を獲得できるのです。ただし、フライトの時間帯を自分の理想の時間帯に変えれば費用は上がります。しかし、それでも約50万円で1年間頑張れば死ぬまで空の旅が快適になることを思えば、それほど高い金額だとは思いません。
約45万円の航空券代で50,000ポイントを獲得するには、以下のような旅行のスケジュールを立てます。大切なのは高額な航空券であるハワイと、あまりポイント獲得できない、スターアライアンス加盟のアシアナのソウル便です。
この2つの航空券代は、獲得したマイルを特典航空券ではなくスカイコインに交換し、支払いにあてることによって実質タダの航空券になるのです。
先ほども紹介しましたが、VISA ANAカードプレミアムを賢く使えば100,000マイルは直ぐに溜まります。そして溜まったマイルはこのカードを持っていれば1.6倍の比率でスカイコインに交換できるのです。
ハワイのプレミアムエコノミー往復航空券とソウルまでの航空券がスカイコインで購入できて、その分のプレミアムポイントもしっかりもらえるのです。
区間 | 種類 | 回数 | ポイント | 航空券代 |
---|---|---|---|---|
石垣 | SVP28 | 2 | 12,040 | 131,640 |
宮古 | SVP28 | 2 | 11,388 | 135,240 |
那覇 | SVP28 | 2 | 11,308 | 118,440 |
札幌 | SV75 | 2 | 3,684 | 27,920 |
那覇 | SV75 | 2 | 4,852 | 41,640 |
ハワイ | PE | 1 | 6,162 | (140,000) |
ソウル | E | 1 | 598 | (40,000) |
合計 | 50,032 | 454,880 |
SPV28:スーパーバリュープレミアム28、SV75:スーパーバリュー75、PE:プレミアムエコノミー、E:エコノミー
最後まで読んでいただきありがとうございます。実際に管理人は色々と調査しまくって、出費を抑えてスーパーフライヤーズを獲得しました。そして、このスーパーフライヤーズで受けられる特典は本当に空の旅を快適にしてくれるものです。この記事で皆様の空の旅がより快適になれば幸いです。